花粉などのアレルギーの種類とアレルギーが起こる仕組みその症状について

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花粉などのアレルギーの種類とアレルギーが起こる仕組み、その症状について

現在、先進国では大きな問題になっているアレルギー。

日本で最初にスギ花粉症が発症したのは1963年です。

その後、花粉症は急激に増え、ほかのアレルギーも急増します。

ちょうどこの頃は結核や寄生虫の感染者が減って、

清潔志向も高まってきた時代。

良かれと思って発展してきた文明社会ですが、

その生活や環境がアレルギーを生み出してしまったのです。

日本の30%以上がアレルギー疾患を抱えているといわれ、

1970年代に生まれた人は、88%もの人がアレルギー体質です。

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アレルギーってどんな病気?

体には免疫機能という、病原菌などを排除するシステムがありますが、

アレルギーは免疫機能が正しく作用していない為に発症する病気です。

その仕組みや現状を見ていきましょう。

異物を排除するための免疫システム

アレルギーとは、免疫反応のひとつで、

本来排除しなくてもいいはずの物質(花粉や卵などのアレルゲン)を、

一刻も早く体から排除しようとして、

アレルギー症状を引き起こすことをいいます。

例えば、花粉やダニなど、アレルゲンが体内に侵入すると、

IgE抗体という特有の抗体がつくられ、肥満細胞に付着して表面を覆います。

そこへ再びアレルゲンが入ってきて

IgE抗体と結合すると、肥満細胞が破れてしまいます。

すると、ヒスタミンやロイコトリエンなどの化学伝達物質が放出され、

その刺激を受けた粘膜が炎症を起こしてアレルギー反応が引き起こされるのです。

アレルゲンが異なっても、アレルギーが起きる仕組みは同じです。

※肥満細胞とは、鼻や口、皮下、気管支など体の粘膜に存在している細胞。

いろいろな化学伝達物質がたくさん詰まっていて太っているため、肥満細胞といいます。

アレルギーが起こる仕組み

1.アレルゲンが体内に入ると、IgE抗体がつくられる。

2.鼻や口、皮下、気管支などにある肥満細胞の表面にIgE抗体が結合する。

3.アレルゲンが再び入ってくると、IgE抗体に結合する。

4.肥満細胞が壊れ、中からヒスタミンなど化学伝達物質が放出され、アレルギー反応が起きる。

※どんなアレルギーでも体内で起きていることは同じ!

アレルギーは腸の力が弱まる事で起きる

花粉や食べ物などは、本来体内に入ってきても無害な物質です。

今から約50年前は、日本ではアレルギーはほとんどありませんでした。

それがなぜ、「無害な物質を敵とみなし、排除する誤作動

であるアレルギーを起こすのでしょう?

それは、近年、人体最大の免疫器官である腸の力が弱まっているからなのです!

どんなアレルギーがあるの?

アレルギーの中で1番多いのは花粉症。

次に食物アレルギーです。

昔はほぼ存在しなかったアレルギーという病気ですが、

今では身の回りのいろいろなものがアレルゲンとなっています。


アレルギーの中で患者が最も多い花粉症

花粉によって生じるアレルギー疾患を花粉症と言いますが、

様々なアレルギーの中でも花粉症の患者数が最多です。

アレルギーの元となる花粉の種類は人によって異なり、

その花粉が飛ぶ季節になると症状が出ます。

空気中には一年中何らかの花粉が飛んでいるため

アレルゲンとなる花粉は、一種類とは限りません

スギ花粉にだけ反応する人、春と秋の花粉に症状が出る人、

春から夏にかけての長い期間症状が出る人など様々です。

また、スギ花粉症は北海道・沖縄にはほとんどなく、

太平洋側に多い傾向があり、北海道にはシラカバ花粉症が多いという、

地域による特徴もあります。

主な症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、目の充血などです。

【花粉の飛散時期】

(木本植物)

●スギ

2月~4月末

●ヒノキ科

3月~5月末

●ハンノキ属

1月中旬~3月末

●シラカバ属

4月~5月末

●ブナ・コナラ属

4月~6月中旬

●マツ科

4月~6月中旬、10月中旬~11月中旬

(草本食物)

●イネ科

4月~11月初旬

●イラクサ属

8月~11月初旬

●ブタクサ属

8月~11月初旬

●ヨモギ属

8月末~11月初旬

●カナムグラ

8月中旬~11月中旬

主なアレルギーの症状

アレルギーによって現れる症状は様々。

例えば花粉症の場合、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、

目のかゆみの人もいれば、熱っぽさや、だるさが加わるなど、

症状の出方には個人差があります。

●じんましん、湿疹、かぶれ

●くしゃみ、鼻水、鼻づまり

●目のかゆみ、充血、涙目

●咳、ぜんそく

●喉のはれ、イガイガ、かゆみ

●下痢、嘔吐

●呼吸困難

●アトピー性皮膚炎

●アナフィラキシー反応

まとめ

現代の生活環境は、清潔で、便利な食べ物や電化製品があふれ、

医療技術も進歩するなど、この数十年の間に著しく変化しました。

おかげで日本人の寿命は世界一にまで伸びました。

しかし、アレルギーの人はずっと増え続けています。

それは、この急激な変化に体がついていけず、

生きる力そのものが弱まってきたからではないかと言われています。

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