花粉症などのアレルギー対策は細菌を排除しないこと!?

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花粉症などのアレルギー対策は細菌を排除しないこと!?

今では花粉症やその他のアレルギーに、ほとんどの人が悩まされている時代になっています。

1960年代から急増したアレルギーは今も増え続け、もはや国民病と言えます。

アレルギーによるかゆみ、発疹などの症状はかなり辛く、

大人はもちろん子供も大変な思いをしています。

治るものなら治したいと願うことは、皆さんも同じではないでしょうか?

そもそもアレルギーはなぜ起こるのか?

アレルギーは本来、体に無害な物質(花粉や卵、牛乳などアレルゲンと呼ばれるもの)

に対して免疫機能が過剰に反応し、様々な症状が現れる病気です。

免疫機能は、有害な物質に対して反応するべきなのに、

無害なものにまで反応を起こしている事が問題なんです。

なので、花粉症のようなアレルギー治療で目指すべきなのは、

花粉を吸い込まない事でも、かゆみを抑える事でもなく、免疫機能を正常に戻すことです。

免疫機能さえ正常ならアレルギーは起こりませんから。

免疫機能を正常にすることが、花粉症など全てのアレルギーの改善に繋がります。

その免疫機能は、70%が腸によって作られています。

なので、腸を鍛える事がアレルギー克服の重要な部分になってきます。

腸を鍛える方法を実践していくことで、薬に頼らず自分の体の力でアレルギーを改善していきましょう!

今回は近年の過剰な清潔についてです。

アレルギー対策は細菌を排除しない事

皮膚の表面には、皮膚常在菌がたくさん付着していて、

それが体を守ってくれています。

洗い過ぎや除菌グッズの使い過ぎでは体を守る事が出来ません。

清潔、きれいは気持ちがいいことですが、やり過ぎには注意です。

なぜなら、きれいにすればするほど腸内細菌は弱り、

アレルギー体質に向かってしまいます。

ちょっと不潔くらいがちょうど良いのです。

薬用石鹸で手を洗い、身のまわりの物は除菌して、

抗菌グッズを購入という生活が当たり前ですが、

このような清潔過ぎる習慣は少し注意しましょう。

腸が弱っている可能性があります。

こんな清潔習慣ありませんか?

□ 手洗いは、薬用石鹸を使用しすみずみまでしっかり洗う。

□ 殺菌作用の強いうがい薬を使って、うがいする。

□ 1日に何回も洗顔する。入浴時には毎回しっかり体を洗う

□ 生活の中で、除菌や消臭をする事が当たり前になっている。

□ 体のために、なるべく抗菌・除菌加工された物を選び、使っている。

□ トイレの温水洗浄を1日に何回も使う。

手は水道水で10秒洗えば良い

皮膚には皮膚常在菌という菌があり、それがバリアとなって病原菌の侵入を防いでいます。

手を洗いすぎると皮膚常在菌まで流されてしまうので、洗い過ぎは禁物です。

水で洗えば十分です。

洗い過ぎるとウィルスが付着しやすくなります。

最近はとにかく手洗いがすすめられています。

しかも、薬用石鹸で指の間や手首までしっかり洗いましょうと教わります。

手洗いは大事ですが、殺菌効果の高い薬用石鹸で1日に何度も手洗いすると、皮膚常在菌という皮膚を守ってくれる細菌まで殺してしまい、
皮膚のバリア機能の低下によってウィルスや細菌、ダニなどのアレルゲンが付着しやすくなってしまいます。

それがアトピー性皮膚炎の原因にもなります。

手についたウィルスなどは、水道水で10秒ほど洗えば落ちますし、泥などで汚れている場合は、薬用ではない普通の石鹸を使用すればそれで十分です。

皮膚常在菌まで洗い流さない事が大切です。

うがいをするなら、水や塩水で

手と同様、喉にも常在菌がすみついていて、外部からの悪い菌の侵入を防いでくれています。

うがい薬によって常在菌が殺菌されてしまうと、その働きができず病気にかかりやすくなります。

殺菌作用のあるうがい薬は、喉を守る菌も殺します

インフルエンザや風邪予防の為に、帰宅後にうがいをするのは大事な習慣ですが、その場合も水で十分です。

殺菌作用のあるうがい薬でうがいをすると、のどにすんでいる常在菌を殺してしまう為、病原菌の侵入を許し逆効果です。

病原菌の侵入を防ぐには、常在菌を残しておく必要があるのです。

水では頼りないと感じるなら、塩水でも良いです。

あるいは、緑茶やウーロン茶を水で薄めたものでも効果があります。

殺菌作用のあるうがい薬は、習慣的に使うのではなく、

喉が痛い時や違和感のある時にだけ使うようにしよう。

常在菌は体を守ってくれる大切な細菌

人の皮膚には、表皮ブドウ球菌や黄色ブドウ球菌、

ニキビ菌、真菌類など10種類以上の細菌類がすみついています。

これらの常在菌がバリアとなり、

病原菌やアレルギーの原因物質が皮膚につくのを防ぐ役割を果たしています。

しかし殺菌成分が入っている「薬用」の石鹸類を使うと、

常在菌まで根こそぎ落とし、常在菌のバランスを崩してしまいます。

そのような状態では感染症を防ぐことはできません。

常在菌は汚いものではなく、体に残しておくべき大切な微生物。

人は微生物と共生することによって健康を維持しています。


洗顔は、1日1回、水か石鹸で

肌にトラブルがあると、

しっかり顔を洗いたくなってしまうものですが、洗い過ぎはNG。

皮膚の常在菌を落としてしまい、かえってよくありません。

常在菌を残すように洗うのが正解です。

洗い過ぎるとカサカサの肌になってしまう。

肌を乾燥させる原因は、外気の乾燥や加齢もありますが、もっと大きな原因は洗い過ぎです。

皮膚は洗い過ぎると約90%の常在菌が洗い流されて失われ、若い人でも元の状態に戻るのに12時間、
年をとると20時間かかる事もあります。

常在菌のいない皮膚は角質がはがれ、水分も失われてカサカサ、ゴワゴワになります。

その状態ではアレルギー物質が入り込みやすくなり、アトピー性皮膚炎を引き起こしかねません。

洗顔は基本的に1日に1回、水で行えばいい、メイクをしている場合は石鹸で落としましょう。

皮膚の構造

皮膚は、表面から「角質層」→「表皮層」→「真皮層」の三層構造になっています。

角質層と表皮層を合わせて「表皮」とも呼びます。

細菌やダニなどの異物が、皮膚の内部に侵入しないように守っているのは角質層です。

洗い過ぎると皮膚の表面にある常在菌がつくる皮膚膜がはがれて、

角質層に隙間が出来てしまい、そこから異物が入り込んでしまいます。

入浴は、湯船につかるだけが基本

入浴時も石鹸で体を洗うのは2~3日に1度でいい、体を温めてお湯で流せば汚れは十分落とせます。

皮膚常在菌を残し、皮膚膜という天然のうるおい成分で肌を保護しましょう。

体を守るお風呂の入り方
①お湯で流す
体全体にお湯をかけて、汗やホコリを流します。
お尻もキレイに洗いましょう。②皮膚をふやかす
湯船に入ってよく温まり、皮膚をふやかして汚れを浮かび上がらせましょう。③石鹸で洗う
2~3日に1度、普通の石鹸をよく泡立て、泡を皮膚の上で転がすように手で洗います。
泡をよく洗い流したら、もう一度湯船へ(石鹸を使わない時は③をとばし④へ)④足元に水をかけてあがる

湯船から出たら、あがる前に足元に水をかけてあがります。

自律神経がきたえられ、毛穴がしまって湯冷めしにくくなります。

身の回りには、怖い菌はいない

抗菌、除菌、消臭のCMやグッズがあふれ、

除菌しないと病気になりそうなほどですが、そんなことはありません。

身の回りにいる菌の多くが体にとってよい菌です。

除菌の習慣はストップしたいところです。

空気中の細菌は腸内細菌を活性化させる

細菌は、空気中や自分の体、生活環境のありとあらゆるところに存在します。

しかしそれは、殺菌しなければならないほどの恐ろしいものではありません。

細菌はというと汚い、怖い、というイメージが刷り込まれていますが、それは間違いです。

体内に入れば腸内細菌の数が増え、免疫力を高めてくれるものなのです。

今の日本の生活環境には、すぐに病気になるような悪い細菌は空気中にはまずいません。



細菌は体に取り込んで、腸内細菌を活性化させたほうが良いのです

除菌してばかりでは、腸内細菌が弱まり、アレルギーを起こしかねません。

抗菌、殺菌、除菌、消毒の違い
・抗菌
細菌の繁殖を防止するという意味です。菌を殺したり、減少させたりするのではなく、繁殖を防ぐことを指します。・殺菌
生きている細菌を死滅させることをいいます。・除菌
細菌の数を減らし、取り除いて清浄度を高めることをいいます。

・消毒
人に付着している病原性微生物を死滅、または除去させることをいいます。

トイレの温水洗浄は1日に1~2回

トイレに行くたびにシャワー洗浄していませんか?

洗い過ぎると肛門周辺の常在菌が洗い流されて、炎症を起こすことがあります。

シャワー洗浄は排便時だけでOKです。

肛門や膣の菌を洗い過ぎると炎症を起こす

今や欠かせないトイレの温水洗浄ですが、やはり洗い過ぎは危険です。

肛門の周囲にも皮膚常在菌がすんでいて、有害な細菌やウィルスが付着しないように膜をつくって守ってくれています。

洗いすぎて肛門に皮膚常在菌がいなくなると、普段は悪さをしない細菌が入り込んで、排便のたびに痛む肛門周囲皮膚炎になってしまいます。

1日に1~2回の排便時の使用なら問題なく、痔を患っている場合は痛みを和らげてくれるものです。

しかし最近は、男性が洋式便器で排尿したあとにも、

条件反射的に温水洗浄をする人が増えているようです。

洗い過ぎになるので気をつけましょう。

また、女性が排尿のたびにビデで洗うことによって洗い過ぎとなり、膣炎になる人がふえています。

膣内にはデーデルライン乳酸菌という善玉菌がすんでいますが、

ビデによって洗い流されてしまうと、雑菌に対する抵抗力が低下して、膣炎を引き起こすのです。

ビデの使用は最小限にしましょう。

まとめ

皮膚には皮膚常在菌が、腸には腸内細菌が、口や鼻、肛門にも細菌がいます。

これらの細菌はすべて体の免疫力を高め、体を守ってくれる大事な細菌です。

しかし今、細菌やウィルスなどの異物は全て人に害を及ぼす敵だと思い込み、
とにかくやっつけようと誰もが躍起になっています。

それでは体は弱くなり、アレルギーは治りません。きれいはほどほどで良いのです。

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