あせもって、できたことありますか?
大抵のひとは、経験ありますよね。
かゆくてかゆくて、かきむしってしまう気持ち、わかります。
でもでも、それでは余計にかゆくなってしまい、後悔します。
そういう感じでしょうか。
それでは、少しあせもについて書かせていただきます。
あせもとは、大量に汗をかいたときに表面にある細い汗管が詰まって炎症を引き起こしたものです。
汗管にたまった汗は、周りの皮膚に漏れ出し、赤いぶつぶつや水膨れになります。
医学用語で“汗疹(かんしん)”とも呼ばれています。
夏、蒸し暑い場所で、汗が乾かないところにできやすいです。
例えば、首や背中・曲げたりする関節、ひじやひざの内側などが気を付けたいところですね。
そもそも、汗はなんのためにかくのでしょうか?
まず1つ目は、暑くなりすぎた体を冷やすため。
次に皮膚の表面を保湿し細菌から守るためなど、汗をかくメリットも多くあるのですが、
汗は時間とともにデメリットへと変化していきます。
ですので、汗を放置することは危険です。
あせもができたところに細菌が侵入し、飛び火となり、体中に広がりやすくなり、
悪化することもありますので、早めの対処が必要です。
予防として、汗をため込まないようにこまめに汗を拭き、乾く状態に保つことが大切です。
もし、あせもがもしできてしまったら、汗管に溜まった汗を石鹸などで洗い流すのが効果的です。
汗をたくさんかいたあとは、シャワーを浴びるだけでも、悪化を防ぐことができます。
夏の子供の遊びにおすすめは、水遊び!! お子様のあせも予防にぴったりです。
プールや海、川遊びなど汗をかいてもすぐに流せる水遊びがいいですね。
お庭やベランダ、お風呂場でも十分楽しめます。
子供の楽しくかゆくならないので、機嫌もよく楽しい夏が過ごせそうですね。
勿論、エアコンなどで、空調を整え、汗をかかないようにするのも1つの手ではありますが、
子供が動く量でのエアコン設定では親は寒すぎかもしれません。
せっかくの夏の楽しみを子供とともに味わってみるのもいいのではないでしょうか?
辛いあせものかゆみを止める方法
①冷やす
まずは、冷やす。
氷や保冷剤などで冷やし、皮膚の感覚をにぶらし、
なるべくかかないようにがんばります。
冷たい濡れタオルで抑えるだけでも効果的です。
②薬を使う
かゆみ止めの薬も併用し、かかない努力が治る近道です。
③清潔にする
あせもになった皮膚の表面は、弱っている状態なので、
細菌などの刺激を避けるためにも清潔に保ちましょう。
あせもと湿疹の違いとは?
あせもは、前文でも書かせていただきましたが、簡単に書くと汗管が詰まって炎症した状態です。
あせもは、赤く盛り上がり、痛痒い紅色汗疹(こうしょくかんしん)、
水膨れをともなう水晶様汗疹(すいしょうようかんしん)、
部分的に盛り上がり、汗がかけない深在性汗疹(しんざいせいかんしん)の3種類あります。
次に湿疹とは、赤く乾いたぶつぶつ、盛り上がった状態にもなります。
湿疹はアトピー性皮膚炎や食物アレルギーなど、種類も多く原因が特定されにくいものが多くあります。
湿疹は、乾燥によりできるので、皮膚の保湿や低刺激の石鹸を使用し、
それでも治らない場合は、重症にならないために病院への受診をお勧めします。
まとめ
あせもについて学べましたか?あせもは、出来ない努力をし、出来てもかきむしらない努力が必要です。
あせもが悪化し、飛び火になると治るのに時間がかかり大変です。
そうならないために、汗をかく度にこまめに拭き、洗い流しましょう。
体を清潔に保つことがイよりも大切です。
では、快適な楽しい夏をお過ごしくださいね。