冬になると美味しいミカン。
赤ちゃんをお持ちのママも、ぜひ離乳食に食べさせてみたいのではないでしょうか。
まだ消化器官が弱い赤ちゃんだから、できることなら皮を綺麗に剥いてあげたいですよね。
みかんの白い部分は食物繊維が豊富だから体に良いそうですが、
舌触りはざらざらしていてあまりいいとは言えません。
では、どうすればみかんが上手に剥けるのでしょうか。
実はちょっとした剥き方のコツで舌触り滑らかなみかんを楽しめるんです。
ここでは、みかんの薄皮の簡単な剥き方と、包丁を使ってきれいに剥く方法をご紹介。
ぜひ試してみてください!
離乳食にもおすすめ!みかんの薄皮の簡単な剥き方を紹介!
みかんの皮を剥くとき、どうせなら綺麗に剥きたいですよね。
みかんの皮は、食物繊維が豊富なのでぜひ摂り入れたいところなのですが、
赤ちゃんや胃腸の弱い人が食べると消化吸収ができず下痢をする原因にも。
そのため、食べさせる前に工夫して薄皮の下処理をしてあげたいですよね。
では、程よい舌触りのみかんにするにはどうしたらいいのでしょうか。
そのためには、最初の剥き方が大事。
みかんはヘタから剥くことで、とても白い筋が綺麗に取れるんです。
みかんの白い筋は、すべてヘタの部分から出ているので
そこからめくる事でつるんとしたミカンになるんですよ。
このように白い筋は取ってしまった方が薄皮も剥きやすいですよね。
クエン酸で剥く
たくさんのみかんの薄皮を一度に剥きたいというときは、クエン酸剥きがオススメです。
まず、みかん8個程度に対し、水600ml、クエン酸6gを用意します。
そして、水とクエン酸を入れ火にかけてだいたい60度くらいになったら皮をむいたみかんを投入。
15分程度熱して薄皮の白い部分がなくなってきたらざるにあげてください。
まだ熱いので、このまま食べないようにしてくださいね。
ざるにあげた後は、流水で洗うと残っている薄皮も水流で流れ落ちます。
洗ったあとは冷蔵庫に入れてしばらく冷やしてください。
この方法、離乳食にもいいですが、お菓子作りにも合っています。
市販の缶詰だと甘味が気になる…という方にはちょうどいい方法ですよ!
重曹で剥く
みかんの皮は重曹でも綺麗にできます!
みかん5個に対して水500ml、重曹は小さじ1をご用意ください。
鍋にお湯を沸かしたら、重曹を入れます。
そして、房を分けたみかんを入れて弱火で4分ほど煮ます。
このとき、ぐるぐるかき混ぜるのはNG!
みかんが潰れてしまいますよ。
煮えたらみかんの白い筋が少しだけ残っている状態になるので、こうなったらボールに取りあげて水で冷やします。
水で冷やしている間に、薄皮がつるんと剥けていきますよ。
重曹なので食べても安心。
簡単にできるのでオススメです。
みかんの薄皮の剥き方 包丁を使う場合
みかんの薄皮は、包丁を入れることでとても簡単に剥けるんです。
まず、みかんのカーブを描いている方とは逆の真っ直ぐになっている方に、包丁をすっと入れてください。
そして、逆のカーブ部分にも切り込みを入れます。
切り込み近くの薄皮をそっとつまんで、果肉を剥がせば出来上り。
薄皮と果肉がわりとしっかりくっついているときもあるので、そのときは思いっきりつまんでみてくださいね。
ただしつまむのは薄皮の部分。
果肉を強くつまんでしまうと、果汁が飛び散ってしまうので注意しましょう。
包丁は、普通の包丁でも出来ますが、果物ナイフやキッチンバサミを使った方がよりやりやすいと思いますよ。
まとめ
いかがでしたか。
甘くておいしいみかん。
赤ちゃんにもぜひ食べさせてあげたいですよね。
もし初めて食べさせるという人は、アレルギーを起こさないように平日の午前中などに試みてみるようにしましょう。
その方が万が一アレルギー症状が出たときに病院に行きやすいので安心ですよ。
みずみずしくて栄養たっぷりのみかんを赤ちゃんも大人も楽しんで元気に冬を乗り越えましょうね!