秋になると、紅葉が美しくていいですよね。
名所に旅行に出かけてみるのもよし、
近所の紅葉スポットを眺めながらゆっくり散歩してみるのもよしです。
わたしは小学生のとき、紅葉を見ながらお弁当を食べる
「もみじがり」というイベントがあり、その日が来るのをとても楽しみにしていました。
外で食べるお弁当に、紅葉…。
「景色はきれいだし、お弁当はおいしいし最高~!」
なんて思っていたことを思い出します。
そんな紅葉!
盆栽にしてお庭に置けたら最高だと思いませんか?
ここでは、紅葉の盆栽の挿し木をする方法や、
紅葉についてしまった嫌な虫を駆除する方法をご紹介!
ぜひ参考にして、秋をお庭で堪能してみてください!
紅葉の盆栽の挿し木は難しい?初心者でも失敗しない為には
紅葉の盆栽をするためにはいくつかのコツがあります。
赤く染まっている紅葉をいくつかいただいてきて、
盆栽鉢に植えればいいんだよね…と
わたしのような初心者の方は思ってしまうのではないでしょうか。
でも、葉が赤くなっている状態では時すでに遅し!
実は紅葉の挿し木は、春のうちから用意しておくことが大事。
なんでも、緑枝(りょくし)挿しという方法をとるのが一番スムーズだそうです。
緑枝挿しとは、
春の間に伸びていた新しい梢(木の先の部分のこと)が硬くなってしまう前に、
枝を切って挿し木するという方法。
春の間…というといつからいつまで?
と迷うと思いますが、時期にしてみるとだいたい5月下旬から7月下旬になります。
ただし、あとあと育つことを考えると、
出来るだけ早い時期に挿し木をしてしまったほうがいいですよ。
また、夏は熱中症の危険もありますから、
まだ涼しい5月や6月の間に行うことをオススメします。
緑枝挿しをするためには、まず盆栽鉢と土を用意しておいてくださいね。
(すぐに用意できないときは、代用でペットボトルに土を入れてもOKです。)
まず15センチ程度に伸びた新梢を、下の方から切り取ってください。
このとき、梢が硬くなっていないかそっと触って確認してくださいね。
そして、上の葉2~3枚は残したままにしておきます。
他の葉はいらないので、葉枝の途中で切り落としてOK。
枝を見てもらうと、節があると思うので、
上から4~5節残して、あとは剪定ばさみなどで鋭角に切りなおしてください。
ちょうど切り口が針の先のようになっていればベストです。
こちらを水に浸して、1時間程度水揚げしてください。
その後、充分に湿らせた土に挿して完了です。
心配な方は、切り口に発根促進剤を塗っておくのもよいですよ。
挿し木した後は、とてもデリケート。
水を絶やさないようにして、半日ほどは陰で育ててくださいね。
紅葉には虫がつきやすい?おすすめの駆除法とは!?
植物を育てているとやってくる敵…。
そう、害虫です!
せっかくがんばって育てたのに、虫がついて病気になっていたら残念すぎますよね。
世話をしようとして、刺されたりしたらそれこそ大変です。
そこで、そんな虫から守るためのおすすめの駆除法をご紹介。
殺虫剤
園芸店に行くと、殺虫殺菌剤や殺虫剤、予防治療薬などが売っていますので、それらを予めかけておきましょう。
自然のままに育てたい…という方は、オーガニック素材のものも出ているのでこちらを活用してみるといいと思います。
水をかける
虫を見つけたら水を吹きかける!
これは即実践できますよね。
害虫を見つけたら、やはり駆除していくしかありません。
面倒だとは思いますが、一匹一匹駆逐していくほかないんです…。
面倒な害虫駆除も、水を吹きかけることで、けっこうな割合がいなくなってくれます。
近くにホースを置いておくと、見つけ次第すぐにやっつけられますよ。
ただし、ジェット噴射にして紅葉の枝を傷つけてしまわないように注意してください。
(あまりに強い勢いでかけたため、折れてしまった経験ありです…。)
まとめ
いかがでしたか。
秋を感じられる紅葉の盆栽。
育てるにはいくつかのコツが必要ですが、そんなに難しいものはありませんでしたよね。
冒頭でも触れましたが、
日常の中に季節を感じられる場所があるってとても素敵なことだと思います。
素敵な紅葉の盆栽を育てて、風情ある毎日を過ごしてくださいね!